パープルデー=紫色の日は、ノバスコシア州(EANS)のてんかん協会の支援を受けて、ノバスコシア州のてんかん患者であるカナダの9歳の少女キャシディ・ミーガンさんによって、2008年に設立されました。
キャシディさんは、てんかんという病気について世界中のより多くの人に知ってもらうため、また、てんかんであるために差別や孤独を感じている人たちの状況を少しでも改善するために、てんかんのための国際的な色として、ラベンダーの紫を選びました。
3月26日を記念日とし、紫色のものを身につけててんかんという病気への理解を深めてんかんの患者への支援を表明するというこの運動は世界各地で共感を呼び、年々広がりを見せています。
100人に1人がてんかん。パープルデーをきっかけに、あなたもてんかんについて一緒に考えてみませんか。
てんかんとは
てんかんは、脳の興奮(=発作)をくり返す疾患です。有病率は約1%で、日本の患者数は100万をこえます。
最新治療で、多くの患者さんは普通の生活を送れます。
(東北大学病院てんかん科Webサイトより)http://www.epilepsy.med.tohoku.ac.jp/
3月26日は、てんかんという病気について理解を深める国際的な記念日“パープルデー”です。今年もてんかん啓発イベント「知って安心、てんかん」を開催します。
Date fm(エフエム仙台)では、東日本大震災後、東北大学病院てんかんセンター長 中里信和氏による「知って安心 身近な病気てんかん」という番組を放送しました。
てんかんという病気への誤解や偏見から、避難生活に困難を感じている患者への情報提供と、周囲の人々への病気への理解を促すための放送でした。
これをきっかけに、Date fmでは、折に触れて放送上で「てんかん」という病気の啓発を行ってきました。
2020年8月から2021年3月にかけては、東北大学大学院医学系研究科 てんかん学分野で実施したクラウドファンディングで寄せられた多くの皆さんからの寄付により、2回シリーズ計20回の「てんかん」の啓発番組を放送しました。
毎年3月26日のパープルデーを中心に、仙台市内で啓発イベントを開催しています。
パープルデーについてはこちら⇒全国パープルデー実行委員会
2022年12月10日開催 仙台89ERS対大阪エヴェッサ戦にて